Sustineri株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：針生 洋介、以下「当社」）は、東京都が主催する社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」において、第3期【コンセプト検証支援】「環境サステナビリティ」分野に採択されました。
第3期 コンセプト検証｜コンセプト検証支援｜TCiN 社会課題解決型スタートアップ支援事業 東京都
当社は、2025年7月から2026年1月にかけて、東京都の支援のもと、東レ建設株式会社（東京本店：東京都中央区、代表取締役社長：吉川 正人、以下「東レ建設」）に対し、「Susport建設」および「Susport」の導入による「建築物のライフサイクルCO2の自動算定およびカーボンオフセットに関する実証事業」を行います。
■採択された事業の概要
採択された事業では、日本政府や東京都が推進する、建設業界における建築物単位のCO2排出量の算定・削減の取組を促進させるため、ピーエス・コンストラクションと連携し、当社の建築物ライフサイクルCO2算定クラウドサービス「Susport建設」ならびにカーボンオフセットサービスである「Susport」の総合建設業企業での利用可能性の実証を行います。
（事業イメージ）
建築物算定の本格普及のカギとなる、サステナビリティ感度が高く、かつ影響力のある準大手・中堅の総合建設業企業での試験導入、不足機能の実装を通じ、自動算定サービスの算定精度、提供機能の改善を図り、協力会社内での意識醸成も兼ねて行うことで、多くの企業への導入・展開のモデル事例に繋げていきます。また、東京都が運営する「東京都カーボンクレジットマーケット」から調達するカーボンクレジットを活用した、建設現場でのカーボンオフセットの試行実施も行います。国、都、そして業界におけるGHG算定、削減の機運を高め、社会課題の解決へと繋げていきます。
■東京都 社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」とは
東京都は、社会課題解決に資する革新的な製品・サービスを有するスタートアップと、様々な企業や組織とのマッチングにより、ビジネスモデルの検証や製品の実装等を支援するため、社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」を2024年度より開始しています。
本事業では、取り組みの一つとして、社会課題の解決に向けて企業・組織とのコンセプト検証に取り組むスタートアップの伴走支援（実証先開拓支援も含む）・実施費用に関するサポートが行われます。
■参画企業からのコメント
東レ建設株式会社 総務部長 茂木泰信様
今回、Sustineri様と協業させていただけることを大変光栄に思っています。東京都のＧＸ関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業を通して、建設ＧＸ推進の一翼を担えるようにSustineri様と取り組んでまいります。東レ建設株式会社は、東レグループ サステナビリティ・ビジョンが目指す「地球規模での温室効果ガスの排出と吸収のバランスが達成された世界」に向けて社会的価値と経済的価値を両立させるべく企業価値の向上に努めてまいります。
「Susport建設」について
建築物単位でのGHG自動算定サービスです。専門家の知見を核とし、事前チューニングを行うことで、企業ごとに異なる様々なお見積書に対応した、高精度かつ非常に短時間での自動算定が可能です。製品リリースから1年程ですが、脱炭素領域で業界をリードされている様々な利用企業とともに、より多くの企業にご利用を頂けるような、先駆的な機能開発を行っています。また、J-CATへの対応も業界最速（当社調べ）で対応しています。
「Susport」について
企業単位のサプライチェーンGHG排出量の算定、カーボンオフセットまでをオンラインですべて完結できるサービスです。イベント排出量の算定など小回りの利いた算定ツールもご用意する他、カーボンクレジットの管理ツールとしても活用できます。また、個人向けのオフセット機能も有しており、様々な企業、自治体様との実績があります。
Sustineri 会社概要
会社名：Sustineri株式会社
事業内容：
- カーボンニュートラル化サービス「Susport」、「Susport建設」の開発・運用
- カーボンクレジットの調達・活用支援
- 気候変動対策に関するコンサルティング
資本金：2億円（資本準備金を含む）
代表者：代表取締役 針生 洋介
設立：2021年7月
住所：東京都渋谷区神南1-11-4 FPGリンクス神南5階