制度名(クレジット種類):
J-VER(環境省/農水省/林野庁)

プロジェクト実施者:
熊本県

プロジェクトの種類:
森林経営活動

プロジェクト番号:
0053

熊本県県有林による間伐を用いた温室効果ガス吸収事業

プロジェクトの概要

 

  • 制度名:J-VER(J-クレジットの前身の制度)
  • 方法論名称:森林経営活動
  • 実施地:熊本県球磨郡五木村の県有林
熊本県が実施する本プロジェクトは、五木村の2ヵ所の県有林の間伐によって増加した二酸化炭素吸収量をクレジットとして取得するプロジェクトです。熊本県五木村の県有林下梶原(しもかじわら)団地及び八重(はえ)団地内において、平成19~23年度に間伐を行い、その後の成長によって吸収するCO2の量を測定してクレジット化しました。

プロジェクトの実施地は、持続可能な森林管理が行われていることを検証し保証する、森林認証(SGEC)を取得しています。間伐を行うことにより、林内に光が差し込み、残った木の生長が良くなり、根も広がります。さらに下層植生が生育することで地表面の保護が図られ、雨水による土砂の流失の防止や水源かん養機能の向上します。

本クレジットを販売することで得られる資金を活用して適切な森林整備が継続して行われることで、森林の持つ水源かん養や土砂の流出防止等の公益的機能の維持増進を図っています。