カーボンオフセットクラウドを活用し当社自身のScope3算定およびオフセットによるカーボンニュートラルを実現

Sustineri株式会社(東京都渋谷区、以下「当社」)は、自社が開発・提供している脱炭素 SaaS「カーボンオフセットクラウド」を用いて自社のScope3サプライチェーン排出量を算定し、J-クレジットを活用したScope3を含む自社の事業活動に伴う排出量のオフセットを実施しました。

また、Scope3カテゴリ6・7の算定にあたり、通勤や出張で発生する温室効果ガス排出量を手軽に算定できるデモアプリをリリースし、無償公開いたします。

リリースの背景

日本が目標とする2050年のカーボンニュートラル達成や脱炭素社会の実現には、CO₂等の温室効果ガス排出量の削減のみならず、カーボンクレジットの活用が不可欠です。今回、当社が開発・提供している脱炭素SaaS「カーボンオフセットクラウド」を活用し、Scope3サプライチェーン排出量を算定・カーボンオフセットを実施することで、カーボンクレジットを用いた脱炭素経営が実現できることを実証しました。

なお「カーボンオフセットクラウド」では 0.1kg-CO2 単位でカーボンクレジットを購入することができ、簡単な画面操作のみで脱炭素を実現することが可能です。

温室効果ガス排出量の算定結果

当社における、2022年7月から2023年2月までの8ヶ月間のScope3サプライチェーン排出量の算定結果は以下の通りです。

  • 2022年7月:104.6kg-CO2
  • 2022年8月:49.3kg-CO2
  • 2022年9月:56.5kg-CO2
  • 2022年10月:39.4kg-CO2
  • 2022年11月:35.5kg-CO2
  • 2022年12月:334.0kg-CO2
  • 2023年1月:31.3kg-CO2
  • 2023年2月:42.6kg-CO2
  • 合計:693.2kg-CO2

利用したカーボンクレジット

今回のカーボンオフセットでは、「岩手県のトラックターミナルにおける高効率LED設備の導入プロジェクト」に基づくJ-クレジットを活用し、算定対象の全量をオフセットしました。

▼プロジェクトの詳細はこちら
トラックターミナルにおける高効率LED設備の導入プロジェクト

乗り換え検索算定デモアプリについて

サプライチェーン排出量の算定において、Scope3のカテゴリ6(出張)やカテゴリ7(雇用者の通勤)の算定は欠かすことができません。今回の算定では、乗り換え検索エンジンと公開されている排出係数を組み合わせ、手軽に排出量を算定できるデモアプリを自社開発し利用いたしました。

デモアプリは以下の URL で試験提供しており、どなたでも無償でご利用いただけます。

▼「乗換検索算定デモアプリ」
https://demo.carbon-offset.cloud/routesearch/

なお、本アプリは予告なく内容を変更したり、提供を終了したりする可能性があります。あらかじめご了承ください。