建築物のライフサイクル
CO2排出量算定代行/
建材のEPD取得支援
建築物のライフサイクルCO2排出量の算定代行やLCA実施、建材のEPD取得を経験豊富な専門家がご支援します。
施主・取引先からの算定要望や、建物のライフサイクルCO2排出量の算定・報告義務化に向けた対応を総合的にサポートします。
各種補助金対応や各種認証、入札要件の適応についてもワンストップで伴走支援いたします。

サービスメニュー

01. 建築物のライフサイクルCO2排出量算定代行

02. 建材のEPD(環境製品宣言)取得支援

03. インフラ・土木工事のGHG(Scope1~3)算定支援
01. 建築物のライフサイクルCO2排出量算定代行
建築物ライフサイクルCO2排出量(LCCO2)算定の必要性
以下のような理由で、現在、建築物のライフサイクルCO2排出量(LCCO2)を算定・削減する必要性が高まってます。
【制度対応】
一定規模以上の建築物について、建物のライフサイクルCO2排出量の算定と報告を義務化する制度が2028年度頃から開始される予定です。現在は、建築物LCA実施制度の詳細検討、公共建築物のLCA先行実施、建築物LCAの支援・補助制度が開始されています。
【取引先からの要望】
サプライチェーンを含めた温室効果ガス排出量(Scope1~3)の削減目標を策定する施主が増加しています。このような企業にとって発注した建物から生涯にわたって排出されるGHG(施主にとってのScope3カテゴリ1または2排出量)の割合は非常に大きいため、建物のLCCO2を算定・削減しようとしています。またSSBJ基準(サステナビリティ開示基準)に沿ったGHG排出量実績の情報開示義務化によってこの動きは加速しています。
【競争力・受注力の強化】
建物のLCCO₂排出量の算定・削減が取引条件となる可能性があります。公共入札の際に、LCCO₂排出量の算定・削減の取り組みが加点対象となったり、民間企業が発注する建設会社を選ぶ際の条件の一つとなる可能性があります。そのため、将来的にこの取り組みを行うことが競争優位性につながる可能性があります。

建物のLCCO2算定でお悩みはありませんか?
- 取引先から建物のライフサイクルCO2排出量データの提出を依頼されたが、何から手を付けてよいかわからない。
- 試しに算定をはじめてみたが、算定に膨大な時間がかかってしまう。
- 様々な基準やガイドラインへの適応に時間がかかり苦労している。
- 算定・報告の義務化を見据えて算定対象を増やしていく予定だが、算定を行う担当者が確保できない。
- 算定はしてみたが、どのようにして削減すればよいかわからない。
- 建物のライフサイクルCO2排出量算定に関する補助金を活用したいが、算定できるか不安だ。
LCCO2算定/LCAに関する様々なお悩みは当社が解決します。
支援のながれ





Step 1 目的の設定
以下のような内容を検討し、算定目的を設定します。
- 算定実施理由(低炭素排出ビルの開発、排出量削減計画の策定、自社の環境配慮設計の訴求など)
- 算定結果の使用用途(社内検討、サステナビリティレポートに記載、施主への報告など)
- 算定結果を伝える相手(社内の開発チーム、施主・顧客、消費者など)
- 算定結果の活用方法(他の工法との比較、低炭素ビルの設計など)
Step 2 対象範囲の設定
算定の目的に応じて、以下のような算定対象範囲を設定します。
- 算定対象とする建物のライフサイクルCO2の分類(建材の製造、施工、メンテナンス、修繕、改修、エネルギー使用、水使用、解体、廃棄など)
- 算定対象の温室効果ガス(CO2のみ、その他の主要な温室効果ガスを含むなど)
- 建物、工事の範囲
- 時間的範囲
Step 3 算定基準・原単位DBの選定
- 目的、対象範囲に適した算定基準・ガイドラインを選定します(日本建築学会の「建物のLCA指針」、住宅・建築SDGs推進センター「建築物ホールライフカーボン算定ツール(J-CAT)マニュアル、EN 15978、ISO14025、ISO21930等)。
- 算定に用いる排出原単位DB(産業連関表、IDEA、AIJ-LCAツール、J-CAT 等)を選定します。
Step 4 資材数量など活動量の集計・排出量の算定
- 建築資材の使用数量、設備の数量、建築現場で使用するエネルギーの使用量、廃棄物発生量、完成した建物の運用時に使用すると想定されるエネルギー量などの活動量を集計または推計します。
- 集計した活動量に排出原単位を乗じて排出量を算定します。
- 必要に応じて、資材数量の単位を原単位の単位に換算します。
- 各資材・工事科目・プロセスの排出量を集計して、建築物全体のライフサイクルCO2排出量を算定します。
Step 5 算定結果を分析・評価
- 建築物のライフサイクルCO2排出量算定結果をグラフ等で可視化し、排出が多い工事科目・工事細目・プロセス等を分析し評価をします。
- 排出量を削減するために、工法や資材等の何を変更すればよいか分析やシミュレーションを行い、各種検討を行います。
特徴と強み
- ライフサイクルアセスメント(LCA)とカーボンフットプリント(CFP)の実務に精通し、建築物のライフサイクルCO2排出量算定の経験豊富なエキスパートが算定を支援します。
- 建物のLCCO2算定だけではなく、低炭素建材やEPD(環境製品宣言)の活用についても包括的にサポートします。
- 建物単位のLCCO2算定に加えて、サプライチェーンを含む企業単位のGHG排出量(Scope1~3)の算定や削減目標の策定までワンストップで実施可能です。
- 建築物のLCCO2排出量の削減シミュレーションや削減方法の検討、カーボンオフセットの実施までトータルサポートします。
- 予算がなくても補助金を活用した支出の少ないLCCO2算定の取り組みを提案できます。

- 大手総合建設会社
- 中堅総合建設会社
- 地場主力建設会社
- 大手不動産会社・デベロッパー
など
02. 建材のEPD(環境製品宣言)取得支援
建材のEPD(環境製品宣言)とは?
EPD(環境製品宣言)とは、あらゆる製品・サービスを対象とする環境情報開示の枠組みで、製品・サービスのライフサイクル全体にわたる環境影響を第三者が検証したうえで公開する情報です。EPDは、ライフサイクルアセスメント(LCA)の国際基準であるISO14040及び14044に沿って定量化され、環境ラベルの国際規格であるISO14025に基づき情報開示されます。日本では、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)がSuMPO EPDというプログラムを運営し登録されたEPDが公開されています。
建材のEPD(環境製品宣言)を取得するメリット
EPDの取得は、製造業者にとって以下のようなメリットがあります。

- 競争優位性の獲得
第三者による検証済みの環境負荷データを定量的に示すことにより、他社製品との差別化や付加価値の向上につながります。
- グリーン調達に対応できる
大手ゼネコンや官公庁の発注において、サプライチェーン全体の脱炭素化(Scope 3)を目的としてEPDの提出を求められるケースが増加しています。また、公共分野では調達条件となることもあります。
- LEEDやBREEAMなどで加点要素になる
世界的な環境性能評価・認証システム(LEEDやBREEAMなど)では、EPDを取得した建材を一定割合以上使用することでポイントが加算されます。そのため、認証取得を目指すデベロッパーや設計事務所から、選ばれる可能性が高くなります。
- グリーンウォッシュ」の批判を回避し、信頼性を担保できる
自社独自の「環境に優しい」という主張は、根拠が曖昧だとグリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)と批判されるリスクがあります。EPDは国際規格(ISO 14025)に基づいた第三者機関の検証データであるため、客観的で高い信頼性をアピールできます。
- 環境負荷のボトルネックを特定できる
EPD取得の過程で行うライフサイクルアセスメント(LCA)により、原料調達、製造、輸送のどこで最も多くのCO2が排出されているかが可視化されます。これにより、効率的に新たな低炭素製品の開発や製造コスト削減に繋げられます。
EPD取得に関してお悩みはありませんか?
- 取引先からEPDに関する問い合わせが増えてきたため取り組みを開始したいが、何から手を付けてよいかわからない。
- PCR(プロダクトカテゴリルール/LCAの算定ルール)が難しく理解できない。
- LCAに関する専門的な知識がなく、LCA実施とEPDの申請がうまくできるか不安だ。
- 複数の製品のEPDを取得したいが、人手が足りず取り組みを進められない。
EPD取得に関する様々なお悩みは当社が解決します。
支援のながれ






Step 1 PCRの選定
- SuMPO EPDを取得したい製品に該当するPCR(プロダクトカテゴリルール/製品共通のLCA実施ルール)を選定します。
- 該当するPCRがない場合は、PCRの新規作成が必要になります(要相談)。
Step 2 データ収集
- 該当するPCRおよびSuMPO EPDのプログラム規定に基づき、LCA実施に必要なデータを収集します。
Step 3 LCAの実施
- 算定ツール(MiLCA for EPD)等を用いてPCRに沿ったLCAを実施します。
Step 4 検証申請書/EPD作成
- LCA実施結果をもとに、検証申請書、EPDを作成します。
Step 5 検証実施
- 検証実施時に立ち合い、必要な支援および対応を行います。
Step 6 EPD公開手続き
- 検証合格後、EPD公開の手続きを行います。必要に応じて、書類の修正等の対応を行います。
各サービスの詳細については、以下のフォームよりお問い合わせください。
建築物におけるGHG排出量とは?

建築物におけるGHG排出量は大きく4種類に分類されます。
- ホールライフカーボン:建築物における建設時、運用、改修、解体のすべてのライフサイクル排出される温室効果ガスの総称
- アップフロントカーボン:新築時に発生する資材製造、施工で排出される温室効果ガスの総称
- エンボディドカーボン:資材製造、施工、修繕、解体・廃棄など建築から解体までに排出される温室効果ガスの総称
- オペレーショナルカーボン:冷暖房・照明など、完成した建築物で利用するエネルギー消費による温室効果ガスの総称
Susport 建設(β版)は、アップフロントカーボンの排出量可視化を効率化します。
2021年12月現在リリースしているβ版では、アップフロントカーボン算定のみとなっていますが、2023年上旬にリリース予定の正式版ではエンボディドカーボン、ホールライフカーボンと可視化範囲を拡大する計画です。
